留学先で活きなかった英会話

留学先で活きなかった英会話

持っていたメモ帳に下手くそなイラストを描き、それを相手に見せながら、必死になって自分の知っている限りの英語を喋っていたのは、初めて留学をしたときのことでした。これは、私がまだ19歳のとき、通っていた外国語大学の授業の一環で、カナダに留学をしたときの出来事です。私は小学生のとき、テレビの中で外国人のアーティストと日本人のアーティストの間に立って通訳をしていた日本人の女性に憧れの気持ちを抱き、将来は自分も通訳の仕事に就きたいと、幼いながらにして思っていました。そのため、すでに小学生のときから英会話スクールに通い始め、中学と高校では私立の英語科に進み、さらにこの外国語大学へと進学を決めたのです。そんな私は、この大学に進学する前から自分の英会話の力には自信を持っていて、大学で経験することのできるカナダへの留学を大いに楽しみにしていました。そしてようやく2回生になり、待ちわびていた留学をすることになったのですが、私はこれを経験したことによって、一気に自分の英会話の力に自信を失うことになってしまったのです。それは、自分で自信を持っていたはずの英会話が、相手に全くといっていいほど通じなかったからでした。

日本で行っていた英会話の学び方というと、テキストをもとにして、そこに書かれている決められた文章を読んでいたため、1から自分の気持ちを伝えるという行為に、あまり慣れていなかったことが原因でした。そのため私は、楽しみにしていた留学を充実させることはおろか、大きな心残りを置いて帰国することになってしまったのです。そんな私は、必ずリベンジすることを誓い、日本に帰ってきてからというもの、これまで以上に英会話を学ぶことに取り組み、テキストではなく実践を繰り返していきました。そうして大学を卒業する間際になって、もう1度カナダへと留学をしたのです。もちろんこれは大成功で、今でも自分の自信に繋がっています。

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